最終更新日:2024年11月21日
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北区には約670棟(2022年度調査)の茅葺民家が現存しています。
北区では、この茅葺民家を「自然と共生する北区での里山暮らしのシンボル」として、農村地域の景観保存、環境保全、環境啓発、地域コミュニティの活性化などを図っています。
「茅葺」を未来へ残すため、2010年より毎年秋に「茅葺屋根とふれあう月間」と題し、所有者や地域団体等のご協力のもと、茅葺を活用したイベントを開催しています。
・茅葺屋根とふれあう月間
江戸時代中期に建てられた茅葺民家で、1996年に兵庫県重要有形文化財に指定されました。4~5月、7月~11月の公開日には見学が可能となっています。
〇建物や公開日の詳細についてはこちらをご覧ください。
住 所:神戸市北区鈴蘭台西町6丁目8-8
アクセス:神戸電鉄鈴蘭台駅から徒歩15分
※一部無料駐車場もございますが、停められる台数に限りがあります。
現存する民家建造物の中では日本最古のもので、国の重要文化財に指定されています。土・日・祝日は一般公開されていますが、個人所有のため臨時休館する場合があります。
住所:神戸市北区山田町衝原字道南1番地4
アクセス:神戸市バス「衝原バス停」下車、徒歩5分
料金:大人300円 / 小・中学生100円 / 団体(30人以上)3割引き
明治初期に建てられた旧有井家が2024年に改装されました。金属トタン屋根はあえて残したまま活用する新たな茅葺スタイルの古民家です。週末には離れでコーヒーショップも営業され、コーヒーを飲みながら母屋で語り合うこともできます。
住所:神戸市北区長尾町宅原 285
HP:https://akaikoubou.com/
1990年度の調査(神戸市教育委員会)をベースに、2008年度に北区内に現存する茅葺民家数の調査と、その所有者に対するアンケ―トが行われました。
その後、2015年度、2022年度にも、現存する市内の茅葺民家数の調査が行われました。
【北区内の茅葺民家数の変化】
1990年度:約1,000棟
2008年度:約750棟
2015年度:約700棟
2022年度:約670棟